第二回抗がん剤、凜の場合（中ほどに追記ちょこっと有り ＾＾；)

１月１８日第二回抗がん剤でした。
そこではっきりした事がひとつ・・・。
抗がん剤の前日、点滴口を付けに行ったんですがその時の体重が２６．２５ｋでした。
１週間前に抗がん剤決行検査をしに行ったときには２５．４ｋ、その時には食べれるならフード量増やして体重増やしましょうってことだったんで１週間前から全量で一日３０ｇ増やした。
なので太った？と喜んでみたけど先生は喜んで言いのか・・・とちょっと悩ましいお顔。
んで、２回目の抗がん剤をしてその翌日点滴をしに行った時に体重計測したのだけど・・・減ってました(－－；)
点滴後おしっこ我慢して計った体重が２５．６５ｋ(なので２５．２ｋくらいであろうとのこと）、この結果から抗がん剤をして３週間目までは体重増加していなかったのがその翌週に少し増えたのは抗がん剤の効き目が３週間くらいでその後の１週間でまた腫瘍性の腹水がたまりだしたと言うこと。
２回目の抗がん剤を投与して翌日には腹水が減るのだから抗がん剤の効き目は相変わらずよいようなのだけど、やはり４週ごとの抗がん剤は必用と言うことですね。
１回目の時に余りの効き目に２ヶ月おきとか３カ月おきでもいけるんじゃぁ、いやいやもしかしてもしなくてもいい？って思ったりもしたのだけど余りに楽観視でした(＾へ＾；)

今回の抗がん剤は静脈からの投与。
前回の腹腔ない投与でとてもよい効果だったので静脈から投与して全身をケアしたほうがよいのでは？と言うことで静脈投与になった。
と言うのも凜は腹水検査を何度かしているのだけど癌がまだ特定出来ていない。
肝細胞癌、リンパ腫、悪性組織球腫・・・、シスプラチンはとても副作用の大きな抗がん剤だけど腫瘍と腹水には有効ではあるものの悪性組織球腫の場合はまだ効果がある抗がん剤は出来ていないそう。(更には静脈から漏れても組織を壊すタイプのものでは無いそうです、組織を壊して大変なことになるものもあるそう)
ただ前回の投与後の検査の数値が軒並みよくなっていたことから悪性組織球腫では無いのではないかとの希望はある。
今回の静脈投与は全身に効果があるけれどこれで次回の検査で肝臓の数値がもし悪くなったらやはり腹腔ない投与にして外側から肝臓にダイレクトにアタックすると言う選択肢を残しつつ、肝臓の数値が悪くならなければ当面静脈投与で行くことになる。
で、大学病院のように血液のストックがちゃんと確保できるわけではなく何かあった時に対処できなくって副作用などで死に至るって事があっては本末転倒なので本来静脈投与の時は腹腔内の倍量の抗がん剤を投与するらしいのだけど凜の様子と検査結果を見て腹腔ない投与と同量の半量の投与となった。
前回は出なかった怖い血液を壊す副作用、そして腎障害、一度出なかったからと行って出ないわけでは無いそうなので凜が元気に過ごせて状態を保てる治療を進めている。
副作用で死に至るかどうかはchababa専門家でもなんでもないしちょいとあちこち見聞きしたくらいではよくわからないけれど重篤な副作用が出たら体力は落ちるわけでそこに癌が猛威を振るうと悲しい結末にもなりえない。
それに単純に血液が壊れるって事は失血死?!と言うことも頭に浮かんだりする。
ならばやはり重篤な副作用が出ないように様子を見ながら今の生活(今現在元気で美味しいものもパクパル食べれて毎日楽しそうな凜と暮らす生活)をいかに長く続けるかを軸に考えて進むことにした。
癌をやっつける事を目的とすれば規定量の投与は必要らしいけれど、癌の特定も出来ていないし、何よりその半量の静脈投与で凜ちゃん前回より投与中気持ち悪そうだったの。
吐き気と腎障害に対しては大量の生食の投与で対応しているのを今回は前回よりも量も増やしたにもかかわらず唇のピンクの部分が真っ白(Ｔ。Ｔ)
　　　　　　 （写真は完全に元に戻ってるものです。）
舌は赤いままだったんだけど↑の部分が真っ白になってたの。
でも朝９時から初めてお昼頃に抗がん剤入れてその後また生食の点滴し続けて夕方１８時過ぎに終わる頃にはピンクみが復活してきてました(＾。＾；)

前回は腹水抜いたり腹腔ない投与だったりとお昼ごろいったん診察室に入ってその後また待合室だったんで多少chababa動いてたんで疲れたとは言ってもまぁ何とか乗り切った感あったんだけど今回はずぅっと待合室で沢山のワンの出入りのある中うれしくてうれしくての凜をはたからは見えない力で抑制し続ける・・・皆さんいい子だねぇとおっしゃってくださって、確かに良い子だけどそのカゲにはchababaの手首の微妙な操作と足の踏ん張りがあったわけです(＾、＾；)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
途中１４時前に凜パパが覗きに来てくれてトイレタイムと菓子パンほおばる時間はちょっと動いたけどそれ以外はほぼ動かずで帰った頃にはからだボキボキ、足が棒のようで申し訳ないけど夜散は凜パパにお願いしました。
その夜はしらない間に寝ちゃってました(＾へ＾；)

翌日いっぱいまでは排泄物には要注意、人もそうだけどカヤも気をつけないとで前回に引き続き緊張の２日間です。

その日の夜近所のお友達にまたお守りいただいたよ(＾＾)

　　　カヤのももらったんだよね♪　

抗がん剤投薬日は前回と同じ９時間ちょいの張り付きでした。
腹水抜いてないのに？と思われた方(＾ｍ＾；)
今回は静脈投与って事で副作用が腹腔ない投与より強く現れるので生食を前回より多く投入したのでした。
見た感じ息災病人の凜ちゃん、９時間ちょいいい子でいなきゃが厳しい（＞＜）（飼い主が同じくその時間張り付き、そして凜の抑制、他の二人もそれぞれ母が凜に時間をとられることでいろいろ我慢や協力要だしもちろんカヤはいっぱいいっぱい我慢です)
でも本来抗がん剤治療は副作用も伴うし元気な時にすべきもので具合が悪くなってからしては体が負けちゃう可能性大だし、元気な子が色々我慢できるように育てなきゃいけないのね。
我が家の場合はchababaの力技と外面良子な母、そして同じく外面良子の凜の性格で何とか乗り切ってますが(凜家みんな外面良子で・・・　＾＾；)

リードもってなくっても大丈夫だったりする時も・・・(＾。＾；)

前回は帰って夕方は大丈夫だったけど夜の喰いつきがちょっと悪かったせいもあって吐き気の副作用が出てるようだったし翌日点滴３時間だったんだけど、今回喰いつきは大丈夫だったけど投薬最中にかなり気持ち悪そうな時間帯があったし静脈投与だしって事で様子見関係無に翌日点滴はすることに。
今回も３時間近く点滴してきました。

でも気持ち悪くなったのは今回量も増やした生食の点滴、前回より少し速く落としたのです、そのせいで気持ち悪かったのもあるみたい。
教科書的にはもっと速く落とす事になっているらしいんだけど吐き気に対してはゆっくりと生食を入れる事が副作用を軽減させることにつながるようだし、何より余り速く落とすと凜さん鼻水が、これは凜の体に対して点滴の速さが早すぎる合図なんですって。
その子その子で様子見ながらですね、なので最低でも９時間ちょいは毎回覚悟して無きゃな時間です。

まぁそんな先生の配慮のおかげで抗がん剤投薬が終った後も翌日も、そして既にもう３日たったわけだけどずっと元気元気な凜ちゃんです。
　気持ち悪くなんて全然無いらしく・・・(＾皿＾；)


散歩ちぅ何かに気づき・・・
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　 　かぁしゃにあれ捕ってあげるでし！
あ～、・・・かぁさんいらないからね！
 　　　　　　だからいらないんだってば!!

　捕ってあげたかったでしのに・・・。
気持ちだけで結構でございます(＾、＾；)
カヤは全く鳥に反応しないんだけど凜は小さいときから追っかけるのよねぇ～。

三週間後、また数値がいい状態でありますように!!