供 血

まず最初に、内灘で供血を待つゴールデンのさくらちゃん。
供血協力の申し出はあるものの、さくらちゃんの犬血液型（ＤＥＡ１.１）でマイナス（－）のため、適合U・ェ・Uがなかなかいません。
今日マッチテストを受けてくれた2頭のゴールデンはどちらも適合せずだったそうです。
今日までに１６頭のお申し出があったらしいのですが、３頭しか血液型が適合しなかったそうです。

さくらちゃんの命をつむいであげてください。
体重が２０kg以上で犬血液型（ＤＥＡ１.１）がマイナス（－）のU・ェ・Uであれば犬種は問わないそうです。
血液型が分からないワンコでも、ご協力いただける方、ご連絡お願いします。

供血する時もケージの中で針に固定テープまいてするみたいなので、ちょっと動いても大丈夫らしいです。

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さて供血のこと、少しまとめたいと思います。

まず供血とは、輸血用の血液を提供することです。
そしてクロスマッチテストをするのは急性溶血などの重篤な副反応が生じかねないからです。
犬の血液型は、犬赤血球抗原（DEA）による分類が国際的に広く知られています。
DEAは、今までに13の型系が知られています。
この中で、最も抗原性の高い型がDEA1型で、DEA1.2，DEA1.2，DEA1.3の3つのサブタイプが知られています。
DEA1.1の血液型を判定することが重要で（＋）と（－）がありますが、受血犬の赤血球型が（＋）であれば供血犬が（＋）でも（－）でも供血を受けることが出来るのですが、受血犬の赤血球型が（－）であった場合、（－）の供血しか受けられません。
今回のさくらちゃんの場合もさくらちゃんが（－）のため、なかなか適合犬がいません。
また、供血犬は自分達で確保しないといけないそうです。(病院側ではしてくれません)
確保といってもどうやって探せばいいかわからないですよね。
今回のさくらちゃんも急に発症したらしく、ご自分の大切なワンコがいつ供血が必要になるかわかりません。
途方にくれてしまいますよね。
チョコちゃんのときにも書きましたが、チョコちゃん、さくらちゃんとも、輸血をすることで見違えるように元気になりますがその血液が破壊されるとまた・・・できる限り輸血を続けたい！！そんな飼い主さんの気持ちは痛いほどわかります。

再生性貧血、非再生性貧血、血小板減少症、凝固因子欠乏状態による出血傾向、低蛋白血症など内科的に輸血の必要な疾患。
ただし、供血は原疾患を治療するものでないので、一時的な救命および対症療法、麻酔を使用する検査を可能にするための手段、治療効果が出るまでの補足的な手段として利用されることが多いです。
あとは交通事故、闘争などによる様々な部位の損傷による外傷性出血、脾臓や肝臓に発生した血管腫瘍などが原因の脈管の破綻による出血、殺鼠剤、肝疾患、DIC（播種性血管内凝固症候群）による凝固不全による出血など外科的に輸血が必要な疾患などに供血が必要です。

「供血の輪」というサイトに登録することで、知り合いではない数多くのかたがたに供血のお願いをすることが出来ます。
供血のことについても詳しく説明されています。
←プラグインのリンクのところにも貼っておきましたので、あなたのワンコも今後供血が必要になるかも知れません。
こちらからお願いする手段があること、頭の隅において置いてください。
　　　　　　　　　　　　
ゴールデン、ラブラドール、フラットなど、供血するのにも適した犬種です、そして供血が必要となる犬種でもあります。
この供血のドナーになること、積極的に考えていかなければいけませんね。

チョコちゃん、さくらちゃん、どっちも頑張れ～！！

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追記です。

再生不良性貧血、病気原因がよく分からないそうなんです。
ここ最近、血液の病気で原因不明なものが多く獣医さんも苦慮していらっしゃるそうです。
原因がわからないので防御も治療も出来ず、ただ症状を安定させるためには輸血しかないってことだそうです。